@article{oai:serve.repo.nii.ac.jp:00000247, author = {K.O, アンダスン and K.O, Anderson}, issue = {第2号}, journal = {聖学院大学論叢, The Journal of Seigakuin University}, month = {Mar}, note = {詩の主なるテーマの一つとして、現在という時は過ぎ去るという事を知りながらも、この現在を生きたいという望みを擧げる事ができ、そしてこの事が一瞬一瞬に哀愁を与えるのである。もちろん時間を止めたり、それを取り戻す事は不可能な事であるが、私達は過去の経験の再現を詩の中に試みようとする。このようにして詩は、私達が時の経過で失ってしまった現実に代わって仮想現実となるのである。ここでは、この再現がどのようにして成されているのかを、韻律、韻、隠喩等を通して様々な現代詩を検証し、又、失われた時の復元の試みとして、詩人達が行った詩と写真や考古学との比較を引証する。結局、詩は現在が過ぎ去る前に可能な限り完全に現在を経験し、失われようとしている一瞬一瞬を味わい、賞賛する事を私達に促しているのである。}, pages = {1--16}, title = {時の流れにまつわる哀愁}, volume = {第15巻}, year = {2003}, yomi = {K.O, アンダスン} }