@article{oai:serve.repo.nii.ac.jp:00000514, author = {小林, 茂之 and Shigeyuki, Kobayashi}, issue = {第2号}, journal = {聖学院大学論叢, The Journal of Seigakuin University}, month = {Mar}, note = {古英語版ボエシウス『哲学の慰め』は,アングロサクソン時代のウェセックス王,アルフレッド大王(在位871-99)による作品である.同作品の原作は,ローマの哲学者,政治家,ボエティウス(480-524)に書かれた.アルフレッドは,原作に存在しない部分をも書き加え,キリスト教思想に基づいて,かなり自由に古英語に翻訳した.古英語による本作品は,散文と後に散文に基づいて作成された韻文とで構成されている.古英語における散文と韻文間における言語的・文体的違いはよく知られているが,同作品ではそれらを比較・対照することが容易である.当研究は,小規模な予備的調査としての同作品の散文と韻文間の言語学的比較である.特に,韻文に対する韻律論文法を語序の分析に基づいて統語論的立場から検討することを目指した.従来,韻律論的文法で説明されてきた動詞先頭語序は,統語論的にも分析される必要があることを示した}, pages = {165--181}, title = {古英語版ボエティウス『哲学の慰め』における散文と韻文との言語学的比較 : 予備的考察}, volume = {第24巻}, year = {2012}, yomi = {コバヤシ, シゲユキ} }