@article{oai:serve.repo.nii.ac.jp:00000080, author = {和田, 雅史}, issue = {第3号}, journal = {聖学院大学論叢, The Journal of Seigakuin University}, month = {Dec}, note = {ヒト眼輪筋の筋線維構成とその機能的特徴を明らかにするために、筋線維の横断面積、1mm²中の筋線維数、筋線維総数、筋線維の太さ、密度等をsampling method、画像解析装置により計測し、算出した。さらに、筋の病理学的観察を実施し比較検討をおこなった。対象は、29歳から88歳までの解剖実習屍20体から得られた右側眼輪筋である。結果は次のごとくである。1)筋の横断面積は、下瞼部が大きく性別では男性が大であった。2)1mm²中の数は、上瞼部が大で、性別では女性が大なる傾向があった。3)総数では、下瞼部が多く、性別では男性が多かった。4)太さは、下瞼部が大きく、性別では男性が大であった。5)密度は、下瞼部が高く、男性が女性より高かった。6)組織所見では、大小不同が多く、脂肪性の筋内膜増加、脂肪の周膜増加も多く認められたが、上・下瞼部、性別による差は認められなかった。以上の結果から、筋の一般的原則を改めて表したものであるが、男女間の表情の差が、眼輪筋の筋線維の性差となってあらわれていることも証明された。}, pages = {69--78}, title = {眼輪筋筋線維の病理学的所見による解剖学的研究}, volume = {第5巻}, year = {1992}, yomi = {ワダ, マサフミ} }